ドミノ倒しのような(in a “domino” style)3D表示でサムネイルを閲覧できる、ユニークな画像ビューア。「3D Picture Viewer」は、3次元空間に画像が並べられているような雰囲気が楽しい画像ビューア。メイン画面に表示されるサムネイルは、Windows Aeroのフリップ 3Dを思わせ、それぞれの画像がドミノ倒しのドミノのように連なって表示される。ファイル単位またはフォルダ単位で画像を読み込ませることができ、サブフォルダを含めた一括読み込みにも対応する。対応する画像形式はJPEG/GIF/BMP/PNG。
メイン画面内でマウスの左ボタンを押したままドラッグするか、左右のカーソルキーを押下することで、画像が背面から前面に(またはその逆に)送られるように切り替わる。画像が並ぶ方向(3D表示の角度)は、マウスの右ボタン+ドラッグで変更できる。
任意のサムネイルにマウスポインタを置くとポップアップし、背景にも同じイメージがうっすらと表示される。さらに、ここでクリックする画像ビューアモードに切り替わる。ビューアの状態では、画面上の「<」「>」ボタンで画像を切り替えられるほか、画像を外部アプリケーションで開いたり(Open Image)、フォルダをエクスプローラで開いたり(Image Path)することも可能。さらに、フルスクリーンモードに切り替えることもできる。
背景のカスタマイズ機能もある。標準では、周辺から中央に向かって黒→茶→赤のグラデーションだが、任意の3色を指定してグラデーション表示をカスタマイズすることが可能。背景にイメージ(画像ファイル)を表示させることもできる。
そのほか、
- サムネイルサイズ(枠)に合わせて画像のアスペクト比を変更
- サムネイルを高解像度で表示させる
といったことも可能だ(ただし、パソコンに負荷がかかり、表示時間が長くなるので、環境に合わせて指定するとよい)。