「openCanvas」は、イラスト初心者から上級者まで幅広く対応できるWindows専用ペイントソフトです。アナログで描いたような描き味のペン、機能的でわかりやすいインタフェースも特徴です。多彩なブラシ、フィルタ、ペン設定はもちろんのこと、レイヤも22種類あり、さまざまな表現をすることができます。手ぶれ補正やパース定規など、さまざまな機能を搭載しています。【特徴】
●イベント機能(描画再生)
最大の特徴でもあるイベント機能は、「openCanvas」を使って描いたイラストの手順を記録・再生することができ、公開されているイベントファイルを読み込むことで、イラストを描いた手順やブラシ設定やフィルタの使い方など、「openCanvas」上で何のツールを使って描いているのかを見ることができます。
また、イベントファイル再生で作成している途中で再生を止めることができ、止めた場所から以前とは異なった処理を施すこともできます(※自分で作成したイベントファイルに限ります)。こうすることで、色合いの違う似た絵を複数枚描くこともできますし、SNSのカードゲームなどでよくある「進化すると絵の反転とカラー違い」といった作品もすばやく作成できるようになります。
「openCanvas 6」の表紙になっている画像の作成過程を公開しています。ぜひ、確認していただければと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=ucPzmpBP4ow
●手のひら機能
スペースキーを押すことで「表示領域の移動」「画像の回転」「拡大・縮小」など、さまざまな機能を手元で簡単に使うことができます。表示操作のツールが1ヵ所に集まっているので、ストレスなく操作することができます。
【基本機能】
●ペン・ブラシ
固い線のペン、色を混ぜる水彩、エアブラシなど、多彩な種類のブラシ。ブラシサイズなど、ランダムで変更するジッター機能も搭載。
●フィルタ
40種類のフィルタがあります。フィルタを使うとイラストの色調補正、加工やテクスチャの作成などができます。
●レイヤ・レイヤセット
レイヤセットは、複数のレイヤをたたんで表示することができ、レイヤ管理も簡単。レイヤマスク機能も搭載し、必要な絵を削除せずにマスクで処理することができます。
●定規機能
平行線、同心円、集中線といった高架線を簡単に引くことができます。パース定規では、パースに沿った背景や建物を簡単に描くことができます。
【その他】
●64bitネイティブ対応
64bit OSに対応したため、使用できるメモリが大幅に増えました。巨大な画像やレイヤ枚数の多いファイルもメモリ不足に悩まされずに描画・編集作業ができます。
●ブラシエンジン「AQUA」
描画スピードが大幅に向上。画像を使ったブラシも高速に描画できます。ジッター機能を実装し、ブラシのパラメータ設定をランダムに変化させることができます。これにより、さらに多彩なブラシ表現が可能になりました。
●タブレット・タブレットPC対応
タブレットPCペンの筆圧対応。マルチタッチジェスチャに対応(※1)し、指を使ったジェスチャでキャンバスの表示操作が可能です。マウスがなくても思い通りにキャンバスを動かせます。
※1:タッチ対応機種のみ。Wacomタブレットの筆圧にも対応で、液晶タブレット(Wacom Cintiqシリーズ)も動作確認済み。Microsoft Surface Pro 3も動作確認済み。
((株)ジャングル)