デスクトップ上のアイテム(ファイル/フォルダ/ドライブなど)や任意の位置でマウスの右ボタンをクリックすることでポップアップする「コンテキスト(右クリック)メニュー」は、「コンテキスト(文脈、状況の意味)」とも呼ばれる通り、アイテムや位置に応じた機能だけが抽出されて表示される。「Easy Context Menu」は、このメニューに使いたい機能をあらかじめ登録しておくことで、最小限のステップで目的の機能に到達できるようにするソフト。必要な機能へスムーズにアクセスできる。
例えば、システムの動作に関連する「隠しファイルとフォルダ」「拡張子」の表示/非表示の切り替えは通常、フォルダオプションを開いて設定する必要があるが、これをコンテキストメニューからすばやく行えるのはとても便利だ。
機能ごとに表示のON/OFFを簡単に切り替えられるので、「通常は非表示にしておき、必要なときだけ一時的に表示にして、その後すぐに戻す」といった使い方ができる。
(坂下 凡平)