マイコンピュータなどのコンテキスト(右クリック)メニューに項目を追加し、便利な機能にすばやくアクセスできるようにしてくれるユーティリティ。「Easy Context Menu」は、デスクトップやマイコンピュータ、フォルダ/ファイルなどのコンテキストメニューに便利な機能を追加できるソフト。例えば「コマンドプロンプトの起動」「システムツールの起動」「Windowsの終了」など、通常は「スタート」メニューなどから操作する必要のある機能が、コンテキストメニューから利用できるようになる。コンテキストメニューへの項目追加は、リスト形式の画面を使って簡単に行える。
メイン画面には「デスクトップのコンテキストメニュー」「マイコンピュータ(コンピューター)」など、操作対象(右クリックをする位置)別に追加できる項目が並び、チェックボックスのON/OFFで有効/無効を切り替えて設定する仕組み。必要なものだけをメニューに表示させことができる。項目は「デスクトップ」「マイコンピュータ」のほか、「ドライブ」「フォルダ」「ファイル」に大きく分類される(そのほかにサブメニュー用の分類がある)。
例えば「デスクトップのコンテキストメニュー」で追加できるのは、
- コマンドウィンドウをここで開く
- 管理者としてCmd(コマンドウィンドウ)をここで開く
- 一時ファイルを削除
- Windowsエクスプローラーを再起動する
- 隠しファイルとフォルダの表示と非表示を切り替える
- 拡張子の表示と非表示を切り替える
- シェルアイコンキャッシュを再構築
- IPアドレスのコピー
- メモリを削減
- プリントスプーラを修正
- マウスとキーボードをブロック
- システムツール(を開く)
- コンピューターの電源を切る
といった項目。「システムツール」「コンピューターの電源を切る」ではサブメニューも用意され、例えば「システムツール」では「プログラムと機能」「コマンドプロンプト」「コントロールパネル」「デバイスマネージャー」など、計14項目を設定できる。オプションでは、
- 【Shift】+右クリックの操作のときのみ、コンテキストメニューへの表示を行う
- メニュー内での表示位置(上部/中部/下部)
- メニューにアイコンを表示する/しない
といった設定を各項目ごとに行える。そのほか、ショートカトアイコンの「矢印」を消したり、ショートカットファイル名の「- ショートカット」を無効(非表示)にしたりすることも可能だ。