ソフトを開発しようと思った動機、背景
私は音楽素材サイト様を巡るのが趣味なのですが、そこで今回メインに使わせていただいた曲をたまたま聴きまして、「こんな雰囲気のゲームが作りたい」と思ったのがきっかけです。曲からイメージしてシナリオやシーンを考えていったので、曲を初めて聞いた頃から「男が独白している」というシチュエーションはできていました。開発中に苦労した点
効果音の演出には特に気を遣いました。足音やインターホンなどの日常音で、そこにはいないはずの何者かを想像し、「恐怖と不安を掻き立てるにはどのタイミングで、どのくらいの速度で、音量はどのくらいがちょうどよいか?」などを何度も繰り返してタイミングを計ったりしました。
あとは「どこまでが夢で、どこからが現実なのか?」という曖昧さを出すのと、キャラクタの個人名を出さずに会話させるというのが難しかったです。
ユーザにお勧めする使い方
ヘッドホンかイヤホンを付けた状態で「或る男」の話に耳を傾けているつもりでプレイしていただきたいです。謎解きや謎の女に追いかけられることもありますが、それによってゲームオーバーになることはないので、男の話を最後までじっくり聞いてみてください。
今後のバージョンアップ予定
いまのところ予定はありませんが、いくつかイベントスキップの要望をいただきましたので、次回作の制作の合間に手を入れることができれば、やっていこうと思っています。
(速水 遊木)