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ソフト作者からひとこと
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ソフトを開発しようと思った動機、背景 「クラウド時代に便利なWebブラウザってどんなんだろう?」と考えてみました。- 複数のページの内容を同時に見ながら作業できること
(Web上で作業を完結するため) - タブの整理機能が豊富であること
(開くタブの数が増えるため) - ブラウザ自体の見た目がシンプルであること
(Webが主体であり、ブラウザ自体の存在は希薄な方がよいため) などが思い浮かびましたが、意外と世に出ていないと思ったので、実現してみました。ユーザにお勧めする使い方 - 1. タブの整理に
- タブのグループ化、左右/上下分割がタブの整理に便利です。開いているタブが多すぎて表示しきれない場合は、タブリストボタンも有効です。
- 2. 調べ物に
- ハイパーリンクのコンテキスト(右クリック)メニューに「隣で開く」機能があります。これは、リンク先ページを左右に分割して開くか、既存の隣のウィンドウで開く機能です。片方を検索結果、もう片方をそのリンク先という使い分けができ、ウィンドウが散らからないので、Webサイト検索に没頭したいときに便利な機能です。
- 3. エンジン切り替え表示に
- Blinkエンジンでの利用を中心に考えていますが、IEでしか表示できないページにも対応するため、ダブルエンジンとしています。「このページ、表示がおかしいな?」と思ったときには、クリックひとつでできるエンジン切り替えがお勧めです。
開発中に苦労した点 Blinkエンジンの利用に苦労しています。Blinkエンジンの機能を修正する場合、Chromiumをもとに修正してゆきますが、Chromiumのソースコード量が非常に多く、その中から修正個所を探すのは大変です。ビルドやデバッグ作業でもPCの性能と時間が必要です。Chromiumのメジャーバージョンアップにより、挙動が以前と比べて大きく変わることがあり、修正が大変なことも……。今後のバージョンアップ予定 「Tungsten」は発展途上です。実装したい機能も課題も山積みです。近々、デフォルトスキンを刷新したいと考えています。ご要望、不具合などがありましたら、メールまたはTwitter(@TungstenBrowser)でお気軽にご連絡ください。
(MSR & Joker)
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