ソフトを開発しようと思った動機、背景
11年前、Windows XPの「スタート」メニューの改善をすべく「Tidy Start Menu」として開発をはじめました。コンピュータ上のプログラムのグループ化を実現し、多くのユーザに利用していただきました。それから、ユーザのニーズをさらに理解するため、より多くの時間をヒアリングに割きながら開発を続け、その1年後に従来の「スタート」メニューに置き換えて、カスタマイズできるようなプログラムを完成させました。
みなさまにお届けする現在の形となるまで長い道のりを歩んできましたが、最新版の「Start Menu X」はこの11年の経験と技術を携えて、より便利に、より効率よくお使いいただけるよう開発を続けています。
開発中に苦労した点
たくさんのユーザから寄せられるニーズや要望を“ひとつのソリューション”にまとめる点に苦労しました。例えば、Windows 7のメニューがコンパクトで見やすいと思うユーザが多くいる一方で、たくさんのプログラムの中から目的のプログラムを探し出すために小さいメニュー画面をスクロールする必要が時間の無駄と評価するユーザもいます。「Start Menu X」では、スクリーンの画面いっぱいにスタートメニューを表示し、スクロールするよりはるかに速くプログラムを起動させることを実現しました。
ユーザにお勧めする使い方
「PRO」バージョン(有料版)では、よりパワフルにお使いいただくソリューションをご提供していますが、フリーバージョンでもほかのプログラムやシステムメニュー以上に便利な機能を兼ね備えています。
最も便利な機能は、シングルクリック起動です。メインメニューから目的のプログラムをクリックすることで、簡単に起動させることができます。また、サブメニュー内のプログラムを立ち上げる場合は、マウスをフォルダ上に合わせると一覧が表示されるので、同様にシングルクリックで起動させることができます。フォルダのアイコンを変更することで、目的のプログラムをすばやく見つけ出すこともできます。
さらに、プログラムのグループフォルダを手動で作成する代わりに、バーチャルグループをご使用ください。例えば、Officeのプログラムをひとつのフォルダにまとめて、シングルクリック起動を使えば、格段に速くプログラムを立ち上げることができます。バーチャルグループは折りたたみ非表示が可能なので、目的のグループへスピーディにアクセスすることもできます。すでにプログラムのグループ化をしているユーザも、バーチャルグループを作成することをおすすめします。
今後のバージョンアップ予定
これからもユーザからのリクエストをひとつひとつ検討しながら、より精度の高いプログラムをご提供していきたいと思っています。現在のシングルクリック起動、バーチャルグループ、パワーコントロールタイマなど、ユニークな機能を保持しながら、今後は新しいスキンやアニメーションの追加を予定しています。
(OrdinarySoft)