DVDFab Lightning Shrinkにより、処理時間の大幅な短縮化を実現したディスクトランスコード対応コピーソフト「DVDFab BD&DVD コピー」シリーズの新バージョン。「DVDFab BD&DVD コピープレミアム」は、Blu-rayとDVDのいずれにも対応したディスクトランスコード対応のコピーソフト。Blu-ray片面1層のDVD片面2層へのコピーや、Blu-ray片面2層のBlu-ray片面1層へのコピーなども可能。Blu-ray/DVDの動画をiPad/iPhone/iPod、Xboxなどで再生できる形式に変換したり、動画から音声のみを抽出・変換して出力したりもできる。新バージョン「4」では、処理時間が短縮されたほか、iPad Air、iPhone 5s/5c、PS4、Xbox Oneといった最新デバイス用のプロファイルが追加され、さらにオートリピートディスクの作成も可能になった。インタフェースは一新され、従来以上に使いやすくなった。
「DVDFab BD&DVD コピー プレミアム」では、
- コピー元のBlu-ray/DVD Disc(BD/DVD)を同じ形式で同じメディアに複製する「コピー」
- コピー元の動画を再エンコードし、メディアの種類やビットレートなどを変換しながらコピーする「トランスコードコピー」
の二つのコピー機能を中心に、さまざまな動画変換機能をサポートする。コピー元として指定できるのは、BD/DVDや、ディスク内のフォルダ構成をハードディスクに再現したBlu-ray/DVDフォルダ、ディスクイメージをそのままファイル化したISOイメージファイルなど。BDでは、動画ソフトなどでよく使われる「BDMV」、家庭用レコーダなどで使われる「BDAV」のいずれにも対応する(ただしAACS、CSS、CPRMなど、著作権保護されたディスクからの読み込みは行えない)。
ユーザインタフェースは前バージョンから一新され、メイン機能を絵文字で表現する「ピクトグラム」が多用されたものになった。Windows 7風の立体感のある画面から、Windows 8/8.1のスタート画面で表示されるようなピクトグラムとフラットデザインのインタフェースに変更された。
エンコードパラメータの設定では、新たにiPad Air、iPhone 5s/5c、PS4、Xbox Oneといった最新デバイス用のプロファイルが追加された。もちろん、リストにないデバイスや、より“パラメータを追い込みたい”人向けに、コーデックやビットレートなどのエンコードパラメータをユーザが指定することもできる。
エンコード時にはNVIDIA CUDAやATI Stream、インテル クイック・シンク・ビデオを利用し、取り込み速度や変換速度を大幅させることが可能だ(DVDFab Lightning Shrink)。
メディアのコピーのほか、HDビデオカメラやスマートフォンで撮影された映像、WMV/MOVなどの動画ファイルからBD/DVDを作成したり(BD/DVDオーサリング)、BD/DVDなどのメディアから動画を取り込み、パソコン上の動画ファイルにしたり(リッピング)することも可能。3D動画にも対応し、3D収録されたBlu-rayメディアからデータをリッピングして、AVI/MP4/MKV/WMVといった3D対応動画形式に出力できる。
コピー/リッピングのいずれでも、元となる動画ディスクをタイトル単位やチャプター単位で抜き出したり、指定範囲を切り出したり(カット編集)することが可能。BD/DVDの動画・音楽を扱う上で不満のない、多彩な機能が揃う。