ソフトを開発しようと思った動機、背景
初版を出したのはもう10年以上前になります。ファイルの整理をしていて、たくさんのファイルをリネームしていたときに、ふと、「『メモ帳』などのテキストエディタでいっぺんにガチャガチャとファイル名をいじくれたらなぁ……」と思い、形にしました。つまり必要性と思いつきから生まれたソフトです。それからたくさんの方々に使っていただいて、いくつか要望もいただきました。また、自分でも使っていて気になる点が出てきました。しかし、それらに対応するには一からの作り直しに近い改修が必要だったため、長いことそのままにしていました。
そんな折、近頃あるプログラミング技術を知り、それを試すついでに……と、なんとなくやる気が起こり、久々にバージョンアップ(作り直し)を行いました。
開発中に苦労した点
メインの処理であるリネーム処理の作成には少し苦労しました。
- 「あるフォルダをリネームすると、そのフォルダ以下のファイルのパスも変わってしまうからー……どう情報を保持すればー……」
と、パズルを解いているような感じで、きれいに解けて動いたときはスッキリ爽快でした。こういうのは開発のひとつの楽しみだと思います。ユーザにお勧めする使い方
お好みのテキストエディタと合わせて使ってやってください。ちょくちょく使いそうな方は、エクスプローラの「送る」メニューに入れていただくと、使いやすいかもしれません。
フォルダではなく、フォルダに入っているファイルを「E-Rename」に渡してもフォルダの指定はできます。お試しください。
今後のバージョンアップ予定
近いうちに英語対応版を作ろうかと思っています。それから、使い勝手にあまり関係しないところですが、リネーム情報を格納している「list.dat」「list.log」両ファイルを統合しようと思っています。
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(kurima)