テキストエディタなどを使ってファイル/フォルダの名前を編集できるようにするリネーム支援ソフト。一度にたくさんのファイル/フォルダ名を書き換えるときに便利。「E-Rename」は、指定フォルダ内にあるファイル/フォルダの名前を一括編集できるよう、TXT/CSV形式のリストファイルに書き出すソフト。編集後にリストファイルを上書きすることで、リネームが実行される。編集には好みのテキストエディタまたはExcelなどの表計算ソフトを利用できる。
使い方は簡単。操作の基本的な流れは、
- リネーム対象のファイル/フォルダが格納されたフォルダを指定
- リストファイルの拡張子(TXTまたはCSV)を選択
- 「新規編集」ボタンをクリックして外部アプリケーションを起動し、リストファイルを編集して上書き保存
- 「適用」ボタンをクリック
というもの。リストファイルは通常、拡張子に関連付けられたテキストエディタまたは表計算ソフトで開かれるが、(関連付けされていない)指定のアプリケーションで開くように設定することも可能だ。リストファイルには、標準では1行に1項目(ファイル名)だけが出力されるが、ファイル名のほかに「インデックス(通し番号)」「元ファイル名」「元ファイルのパス名」「サイズ」「種類」「更新日時」といった項目をリストに書き出すことも可能だ(ただし、ファイル名以外を編集して保存・適用しても、それらが書き換わるわけではない)。
項目の区切り文字はカンマ/タブから選択できる。そのほかにも、
- リストの先頭行に対象フォルダのパスを表示する
- 先頭行に列名(ファイル名、拡張子、更新日時などの項目名)を表示する
- 対象フォルダのサブフォルダ以下のアイテムもリネーム対象にする
- (ファイルだけでなく)フォルダもリネーム対象にする
といった設定を行える。