難易度高めの“2D見下ろし型アクションRPG”。冒険者と魔法使いの少女の二人を操りながら、島の中を探索してゆく。二人のキャラを同時に操り、育てながら、島の中を探索
「遺跡島と7つのまほう」は、かけだしの冒険者と記憶喪失の魔法使いの少女とが主人公となる、パズル要素多めの2DアクションRPG。パズルを解き、モンスターと戦いながら、しゃべる猫のセリフをヒントにして、広大な島の中を探索して回る。
物語は、かけだし冒険者「ニコ」が「夢とロマンの島 遺跡島」に着いたところからはじまる。といっても、特にこの島が冒険者たちの間で有名というわけではない。たまたま福引きでこの島への片道チケットが当たったことから、冒険の舞台として選ばれただけだ。
とりあえず島の海岸線を歩き回ると、魔物に強引にナンパされている少女を発見。しゃべる猫の言葉に後押しされ、ニコが助けに入る。かくして、かけだし冒険者と少女、そしてしゃべる猫という奇妙なパーティが結成される……。
少女の名前は「ニャルダ」。ただし、記憶を失っているので確かではない。しゃべる猫は、ニャルダが目覚めたとき近くにいたらしい。同じく記憶を失っており、偉そうだったことから、「にゃんこ先生」と名付けられる。
ニャルダは、ニコと並ぶゲームのもうひとりの主人公。ニコのあとをついて移動するほか、独立して移動先を指定することも可能。魔法使いなので、条件を満たせば各種魔法を使えるようにもなる。
にゃんこ先生は、フィールド上に立っているときに話しかけると、操作方法を教えてくれたり、アドバイスをくれたりする。
マウスのみでも、マウスとキーボードとの併用でもプレイ可能
操作は、マウスおよびキーボード(ショートカットキー)で行う。ゲームの内容は見下ろし型の2Dアクションゲーム。マウスでフィールドをクリックすることにより、ニコをその場所まで移動させることができ、ニャルダもニコに追随して移動する。ニャルダを個別に移動させたいときは【Shift】キーを押しながらフィールドをクリックすればよい。元の状態に戻すには【Shift】キーを押しながらニコをクリックする。
敵との戦闘では、ニコの通常攻撃とスキル、ニャルダの魔法を使用することが可能。ただし、ニャルダは戦闘に役立つ魔法を忘れてしまっている。魔法を入手したのち、マナを使って魔法のレベルを1以上に上げるまで、戦闘に参加することはできない。
ニコの通常攻撃は、敵をクリックするだけ。あとは敵を倒すか、ほかの場所をクリックしたり、スキルを使ったりなど、別の操作をするまで自動的に攻撃を続ける。
ニコのスキル(ガード、ダッシュ、各種剣技など)とニャルダの魔法は、ショートカットキーを押すことで発動できる。使用できるのは【Esc】/【F1】〜【F12】/【0】〜【9】/【.】/スペースキー。キーボードのほか、マウスで操作することも可能だ。
スキルや魔法はスキルポイントやマナを割り振ると使えるようになる
スキルと魔法は、画面右端に表示されるアイコンをクリックし、スキルポイントやマナを割り振ることで使えるようになる。スキルポイントやマナの割り振り直しは、状況に応じていつでも自由に行える。マナは全部で6種類あり、魔法によって必要な種類と数が異なる。
ニコとニャルダはそれぞれ「武器」「アクセサリー」「カード」をひとつずつ装備できる。カードは戦闘後に敵が落とすもの。装備すると、落としたモンスターの能力の一部を使えるようになり、さらに特定の属性に対する耐性が強化される。ただし、そのモンスターの弱点である属性は、耐性が低くなるというデメリットもある。カードを使い、対戦する敵のスキル属性に対する耐性を高めておくことが──特にボスとの戦闘では──大事だ。
「遺跡島と7つのまほう」では、HPとSPが二人のキャラで共有される。二人ともが攻撃を受けないよう、戦闘時にはニャルダを離れた場所で待機させよう。
ゲームの目的は島内の探検。フリーシナリオなので、どこから攻略してもよい。ただし能力の関係で、最初のうちは行動がかなり制約される。まずは「ステータス」の次の目標を参考にしながら行動するのがよい。