ソフトを開発しようと思った背景
当ゲームのモチーフとなったのは、ファミコン用ソフト等で発売されていた「ワギャンランド」シリーズです。そのゲームには絵しりとりのミニゲームがあり、子どもの頃、とても熱中したことを覚えています。当ゲームはその絵しりとりをベースにルールを再構築し、一人用のパズルゲームに作り直してみたものです。「しりとり」という遊びはメジャーな遊びですが、どちらかというと子ども向けの遊びだとイメージされている方も多いと思います。でも、「子どもも大人も誰でも楽しめる、しりとりの別の遊び方があってもいいんじゃないか」──そう思い、このゲームを考えてみました。
開発中に苦労した点
このゲームのアイデア自体は3〜4年くらい前に考えていました。ですが、当時は私自身の制作技術の不足からお蔵入りになったゲームでした。
当ゲームを完成させるに至る直接の動機は、2月に募集開始された「ニコニコ自作ゲームフェス」がきっかけでした。このイベントに参加できないかと思い、私のネタのストックの中からイベントの締め切りまでに完成できそうなものが何かないか探したところ、このゲームなら作れるのではないかと思い、作成しました。
募集期間が短めだったこともあり、短期決戦で仕上げなければいけなかったこと。その短い期間の中で、当初考えたシステムではうまくいかず、何度も作り直しを行ったこと。そのあたりが苦労した点です。
ユーザにお勧めする使い方
このゲームは、初見では難易度が高めに見えるかと思います。うまくしりとりを繋げられず、すぐに終わってしまうかもしれません。当面のうちは確実に2連鎖を重ねて、タイムを伸ばしていくことを心がけてみるとよいかと思います。
また、各シンボル(絵)には、複数の読み方があります。まずは、その隠された読み方を探し、ディクショナリーを充実させていくことをお勧めします。このゲームは、知識量とひらめきがそのまま高得点につながります。
なお、当ゲームではエディットモードも用意してあります。もしよろしければ、そちらも使っていただければうれしいです。
今後のバージョンアップ予定
前述の通り、現状ではやや難易度が高いため、イージーモードなどを追加できればと思っております。この文章を書いた時点では、具体的にどんな風に作れるかはわかりませんが、より多くのプレイヤーさんに楽しんでもらえるよう、今後も何か考えていきたいと思います。
(うみどり)