ソフトを開発しようと思った動機、背景
「TextSS」は、1998年に公開し、同種のソフトも増えてきたので、2003年から開発を中断していました。その後もサポートの問い合わせや、便利なソフトとしてホームページで上で紹介され、Windows 7でも使っているユーザがまだ多くいることを知り、「約10年使っています」などの励ましのメールもいただくようになったので、「TextSS.net」として新規開発しました。
初公開から15年(2013年時点)たったいま、同年代に公開されたフリーソフトは徐々に開発が終了していますが、老舗の置換ソフトとして、もう少し開発を続けたいと思っています。
開発中に苦労した点
旧「TextSS」と同等の機能をなるべく搭載し、UIもなるべく同じにするにはどのような画面がよいのかを決めるのに、かなり時間がかかりました。マルチスレッドに対応し、なるべくシンプルな操作で高速かつ高機能で置換できるフリーソフトとしてみなさんに使ってもらえればなと思いながら、使う立場になって開発したつもりです。
また、文字コードの判定が一番難しく、確実に判定する方法がないので、バイナリレベルでの判定とMetaタグのcharsetの値で判定する二つの方法を用意するのに苦労しました。
ユーザにお勧めする使い方
その名の通りですが、ホームページやテキストを複数かつ改行を含む文章の置換を行いたいユーザに最適だと思います。
今後のバージョンアップ予定
画面が複雑になってしまったので、もう少しシンプルにしたいと思います。また、ユーザからの要望で、よいものは搭載していきたいと思います。
(Yamashita-Y)