カエルを建物から脱出させるシンプルなゲーム。建物内をくまなく調べ、見つけたヒントを手がかりに、脱出のためのカギを手に入れよう。カギの掛かった部屋に閉じ込められたカエルを何とかして脱出させる
「カエルの脱出ゲーム」は、見知らぬ場所に閉じ込められたカエルを、限られたアイテムやヒントを駆使して脱出させるゲーム。簡単な謎解き要素も加味されている。襲ってくるような敵や制限時間などはなく、マイペースで気軽にチャレンジできる。
ゲームの主人公は、二本足で立って歩く“脱出したい”オスのカエル。気がつくと、それまで見たこともない部屋の中にいた。しかも、部屋のすべての扉にはカギが掛けられ、完全に閉じ込められている状態だ。室内には、オバケのような姿をした変なキャラクタもいる。こんなワケのわからないところからはとっとと脱出するに限る。かくしてカエルと謎の建物の家主との知恵比べが開始された……。
シンプルで操作もわかりやすく、小さな子どもでも楽しめる
操作はキーボードで行う。カーソルキーでカエルを前後左右に移動させ、決定キー(【C】/【Enter】/スペースキー)で目の前にあるものを調べたり、操作したりする。キャンセルキー(【X】/【Esc】/【0】キー)でメニューを開き、現在の状況をセーブすることも可能。敵が襲ってきたりすることはないが、カエルが倒れてゲームオーバーとなるトラップもある。セーブは要所要所で行った方がよい。
カエルが最初に目覚めた「始めの部屋」の右下にはレバーがあり、動かすとゲームを途中でやめて、タイトルに戻ることができる。部屋の中にいる、寝ぼけたオバケのような存在は作者の化身。話しかけても危険はない。
ヒントをもとに暗号を解く場面もあり、ただ闇雲にプレイするだけではクリアできない
「始まりの部屋」には三つの扉がある。どれもカギが掛けられ、開けることはできない。宝箱もひとつあるが、これにもカギが掛かっている。そのほか、四竿の本棚と二本の瓶、さらには植木鉢が一つある。
こうした条件の中、どこかに隠されたカギを見つけ出し、建物から脱出することが目的。もちろん、扉を開けた先にも部屋があり、それらの部屋でも同様にカギを探さなくてはならない。
各部屋には、メモなどのヒントが書かれたものが隠されている。ヒントを入手し、四桁の数字を導き出すことで、カギを手に入れられる仕掛けなども用意されている。
部屋数は「始まりの部屋」「子供部屋」「キッチン」「寝室」の計四室。すべての部屋に隠された謎を解いて玄関のカギを入手し、建物からの脱出を果たそう。