パラメータの異なる9種類からキャラクタを選んで戦える、対戦型のタイピングゲーム。好みのキャラと難易度を選択して、タイピングで敵と戦う
「世にも不思議な街 -Exceeded Typers-」は、出題される文字列をできるだけ速く、正確に入力し、敵にダメージを与えて倒すタイピングゲーム。攻撃力や攻速(攻撃速度)、スキルなどの異なるキャラクタから1名を選び、さらに自分に適した難易度を選んで、敵キャラと戦う。難易度が細かく分けられ、さまざまなレベルでタイピング練習を行えることが特徴。
用意されたゲームモードは、
- 4ステージ連続で勝つことを目指す「Arcade」
- 60秒間でどれだけタイプできるかに挑戦する「Trial」
- キャラを自由に選べる練習モード「Practice」
の3種類。「Arcade」では、敵と戦って勝ち進み、全4ステージのクリアを目指す。1ステージごとに、クリアに要した時間、総正打数、総入力文章数、タイプミス、正打率、最高入力速度、平均入力速度、被ダメージ量、基本スコア、ボーナスなどが表示される。4ステージすべてをクリアすると、全ステージの合計スコアが記録される。「Trial」では、60秒間ひたすらタイピングし続け、正打数と正打率の成績を競う。敵キャラの代わりにカカシが登場し、自キャラはタイピングでカカシを攻撃し続ける。
「Practice」は、自キャラと敵キャラとを指定したワンマッチでの対戦モード。スコアは保存されないが、一部アワードを取得することはできる。
速く正確に入力してゲージを伸ばし、敵にダメージを与える
操作はキーボードで行う。入力はローマ字入力に対応する(かな入力には非対応)。ローマ字は複数の表記法に対応し、タイピング時に自動識別される仕組み。画面に表示された表記法と異なっていても、正しくタイピングできていれば、正解となる。設定により、画面に表示される表記法を変更することもできる。
「Arcade」「Practice」の両モードでは、自分のレベルに合わせて難易度を選択することが可能。Level 01の“Hello, world!!”からLevel 15の“Never say never”までの15段階から選べる。両モードでは、使用する自キャラおよび敵キャラも選択できる。
双方の攻撃は、画面下部に表示されたゲージで決定される。ゲージの左側は敵のゲージで赤、右側は自分のゲージで青で、開始前には中央で釣り合っている。対戦がはじまると、赤のゲージは時間とともに右側にどんどんと伸びてくる。ゲージの下に表示された文字列をプレイヤーが正しくタイピングできれば、青のゲージが左側に伸びてゆく(ただしタイプミスをすると、ゲージは縮んでゆく)。
赤のゲージが中央から右を越えると、敵キャラの攻撃で自キャラがダメージを受け、青のゲージが中央から左を越えると、敵キャラにダメージを与えられる。攻撃法や攻撃の威力などは使用するキャラクタによって異なる。こうしてお互いにダメージを与え合い、どちらか一方の体力が0になった時点で勝敗が決まる。
バラエティ豊かなキャラを使い、楽しみながらタイピング練習
選択できるキャラクタは8名+1体の計9種類。
「姉風もい」は、常に傘を差している女生徒。傘を武器に戦う。攻撃力はAだが、攻速はC。スキルは「憤怒」で、体力が半分以下になると全身が赤くなり、攻撃力が2倍になる。
「十束R彦」は、ロングコートを着た男性キャラ。攻撃力、攻速ともにB。炎が武器。スキルは「陽炎」で、ひとつの問題で1回までのタイプミスは、ゲージが減少しない。
「黒山せるこ」は、ロングヘアーの女性キャラ。攻撃力がCで攻速はS。スキルは「吸魂」で、自分が攻撃した際に、体力を回復させることができる。
「天来しいか」は、頭上に光輪、背中に黒い羽の生えた少女。攻撃力はSで攻速はC。スキルは「奇跡」。やられてしまっても、復活することが可能。
「大江天童」は、緑色の髪をした少女。攻撃力Cで攻速はA。スキルは「鉄壁」で、一定量のダメージを防ぎ、攻撃力に変換できる。
「守主典太」は、眼鏡を掛けた男性キャラ。攻撃力はAで攻速はB。スキルは「一閃」。条件が満たされると、一撃必殺の攻撃を繰り出す。
「平戸傘」は、ツインテールの少女。攻撃力はAで攻速はC。スキルは「変身」。【Enter】キーを押すことで変身し、能力値を大幅に上昇させることができる。
「影追月夜」は、二丁拳銃を持つ少女。攻撃力、攻速ともにB。スキルは「見切」で、敵の初撃を回避できる。
「ギルバート」は、ピンク色の謎の生物(?)。攻撃力、攻速ともにA。スキルは「精鋭」。タイプミスをしない限り、攻撃力が上がってゆく。