一回の操作で、形式やサイズの異なる複数の画像ファイルに変換・出力できる“多重変換処理ソフト”。「VarieDrop」は、一操作で複数の画像変換処理を行えるソフト。変換したい画像をメイン画面にドラッグ&ドロップするだけで、簡単に変換を実行できる。エクスプローラなどのコンテキスト(右クリック)メニュー(送る)から変換を実行することも可能。扱えるのはBMP/JPEG/PNG/GIF/TIFF形式の画像ファイル。Susie Plug-inに対応し、プラグインを導入すれば、さらに多くの形式を画像ファイルを読み込める。
メイン画面は「ドラッグ&ドロップ エリア1」から「ドラッグ&ドロップ エリア5」までの五つに分割されている。「エリア1」から「エリア4」には、それぞれに変換内容が設定され、各エリアに画像ファイルをドラッグ&ドロップすると、設定にしたがって画像が変換される仕組み。「エリア5」は一括変換のためのエリアで、選択した設定による一括変換を行える。
各エリアで設定できるのは、
- 出力フォーマット(BMP/JPEG/PNG/GIF/TIFF)
- リサイズ(縮小)の有無と縮小サイズ
- ファイル名追加文字(ファイル名の末尾に指定文字を追加)
- サブフォルダ(出力先にサブフォルダを作成して保存)
- JPEGオプション(画質、サンプル比、ファイルサイズ上限)
の各項目。リサイズには、指定サイズを「最大」とするモードと「固定」とするモードとがある。「最大」モードでは指定サイズを超えない範囲で出力され、「固定」モードでは縮小後、必要に応じてトリミングが行われる。JPEGオプションでファイルサイズ上限を指定した場合は、同じJPEGオプションの「画質」で指定した数値以下の範囲で、画質が自動調整されることになる。オプションでは、
- 変換後画像の出力フォルダ
- デスクストップにショートカットを作成
- 「送る」メニューに登録
- プラグイン設定
- 言語設定
- 大きめの文字を使用
といった項目を指定できる。出力フォルダを指定しない場合は、元画像と同じフォルダに保存される。