絵や文字の書かれたカードを次々に見せる「フラッシュカード」をパソコン上で実現したソフト。オリジナルのフラッシュカードの作成も簡単。「めっくる」は、幼児教育で使われる「フラッシュカード」を作成・表示できるソフト。フラッシュカードには画像と文字、音声を含めることができる。一定間隔で自動的にカードがめくられる「自動表示」と、マウス/キーボード操作でユーザがめくる「手動表示」の2種類の表示モードがあり、用途に応じて使い分けることができる。
「めっくる」で使用できるフラッシュカードは「画像カード」と「文字カード」。「画像カード」では画像(×1)、文字(×1)、音声(×1)を、また「文字カード」では文字(×2)と音声(×1)を使うことができる。複数のフラッシュカードを「フラッシュカードセット」として管理する仕組み。カードセットに含まれるカードはすべて同じ種類である必要がある(画像カードセットには画像カードのみ、文字カードセットには文字カードのみ)。画像カードで使用できる画像形式はBMP/JPEG/GIF/PNG/TIFF、音声はWAV。音声は「めっくる」で録音することも可能だ(1秒まで)。
カード内の各オブジェクトの表示/非表示や表示順などは、ユーザが指定できる。例えば画像カードの場合、画像表示のサイズ、文字の表示/非表示、フォント、表示順(画像→文字、文字→画像、同時)、音声出力の有無、さらには背景色と文字色を設定できる。文字カードも同様の設定が可能。文字カードの表示順指定は、文字1→文字2、文字2→文字1、同時、のいずれかとなる。文字1と文字2は個々に文字色を指定できる。
利用できる表示モードは、
- 一定間隔で次のカードが自動的に表示される「自動表示」
- ユーザがマウス/キーボード操作でカードを切り替える「手動操作」
の2種類。自動表示モードでは、表示間隔を1.5/1.0/0.7/0.5/0.3秒から選択できるほか、秒単位で指定することも可能。ランダム表示や繰り返し回数も指定できる。作成済みカードセットの編集もできる。カードの追加・削除や表示順の変更などを行える。カードセットのインポート/エクスポート機能もあり、カードセットを共有することもできる。