操作が簡単でわかりやすい、シンプルなアクションゲーム。忍者を主人公にしているだけあり、ジャンプを多用するが、ジャンプの速度は遅めで、操作もシビアではない。ゲーム初心者でも何度かトライすれば、十分にクリアできるだろう。各ステージの道中もそれほど長くはなく、途中にチェックポイントもあるので安心だ。ただし、ステージ4の足場から足場へのジャンプには要注意。かなり長い間、ジャンプの連続が続く上、途中、足場に段差もある。慌てたり、集中力が切れたりして、ミスを犯しやすい。
敵忍者との戦闘もそれほどシビアではない。敵はあまり激しく攻撃してこないし、動きそのものは主人公の方が早い。落ち着いて冷静に対処すれば、問題はないはず。戦闘において最も重要なのは敵との間合いだ。間合いが近すぎると、こちらがダメージを受ける上に、刀を振り回しても敵に当たらない。遠すぎれば、当然のことながら、刀が届かない。
面倒な位置にいる相手には手裏剣も有効。手裏剣は調子に乗って使うと、すぐになくなってしまうが、9枚以上は持つことができない。といって9枚を持っている状態で、手裏剣を拾える状況になると悔しい。ある程度は積極的に使った方がよいのかもしれない。
(秋山 俊)