日本語入力システム(IME)を、使用するアプリケーションごとに自動的に切り替えてくれるソフト。「TruthCIME」は、日本語入力システムの使い分けを自動化できるソフト。使用する日本語入力システムをアプリケーションごとに設定しておくと、アクティブウィンドウを判別して、指定のものに切り替えてくれる。
「TruthCIME」で日本語入力システムを切り替えるには、Windowsの「テキストサービスと入力言語」で「入力言語のホットキー」を設定しておく必要がある。「TruthCIME」は、設定されたホットキーを利用して、日本語入力システムを切り替える仕組み。「入力言語のホットキー」で設定したホットキーは「TruthCIME」にも同じものを登録する。さらに「TruthCIME」でアプリケーションと日本語入力システムとの組み合わせを設定すると、設定済みのアプリケーションがアクティブになったときに、対応する日本語入力システムに自動的に切り替わるようになる。
自動切り替え対象のアプリケーションは「クラス名」「ウィンドウ名」「ファイル名」のいずれかで指定する。クラス名やウィンドウ名を取得するには、追加設定画面の「クラス名」「ウィンドウ名」ボタンの押下後に、対象のウィンドウをアクティブにすればよい。「ファイル名」では、ファイルのフルパスを指定する。アプリケーションに32bit用と64bit用が存在する場合は、いずれか一方だけを対象にするか、両方を対象にするかを指定できるようになっている。
そのほか、日本語入力システムのプロパティ設定画面を開いたり、単語登録を行ったり、ユーザ辞書を設定したりといったことも可能。タスクトレイアイコンに日本語入力システムの入力モードを表示する機能もある。