簡単な設定・操作で使える節煙支援ソフト。喫煙状況を記録することで、長期的に喫煙を継続した場合の費用などが明示される。「タバコの吸いすぎに気をつける」は、吸ったタバコの本数(喫煙状況)を入力することで、目標本数を達成するための喫煙ペースや喫煙に要する費用を表示し、ユーザに節煙を促してくれるソフト。あらかじめ「1日の目標本数」「1箱に入っている本数」「タバコ1箱の値段」「寝る時間(就寝予定時刻)」を設定し、タバコを吸うたびに本数をカウントアップしてゆくことで、喫煙に関する目標とその時点での状況が対比して表示される。現在のペースで喫煙を継続した場合の10年でかかる金額などもわかる。
使い方は簡単。1日の目標本数などの「基本設定」を入力し、「測定開始」ボタンをクリックして、タバコを吸うごとに本数をカウントアップしてゆくだけでよい。メイン画面に表示されるのは「基本設定」情報と、ユーザがカウントアップする喫煙本数に加え、
- 目標を達成するための(本日の)喫煙ペース
- いま1本吸った場合の、目標達成までの(本日の)喫煙ペース
- 最後に吸ってからの経過時間
- 設定した目標本数での1日、1ヵ月、1年、10年でかかると予測される費用
- 現在の状況での1日、1ヵ月、1年、10年でかかると予測される費用
の各項目。例えば午後に、1日の目標本数=20本、1箱に入っている本数=20本、タバコ1箱の値段=410円、寝る時間=23:00、さらに、現在までに吸ったタバコの本数=7本と入力して測定を開始すると、「目標を達成するためには、00時間27分で1本のペースです」と表示され、1日の目標本数20本を達成するには、就寝予定時刻の23:00までに残り13本を27分に1本のペースで喫煙すればよいことがわかる。「いま1本吸った場合の、目標達成までの喫煙ペース」では、測定開始直後に新たに1本吸ったときの目標達成までの喫煙ペースが表示されるようになっている。目標を達成するための喫煙ペースとかかる費用は、喫煙本数をカウントアップするたびに変化してゆく。就寝時に「タバコの吸いすぎに気をつける」を終了し、翌日起動して喫煙状況を入力すると、前日までの累計本数と累計喫煙コストに、本日の喫煙本数、喫煙コストが累計して記録される仕組み。累計情報はユーザが手動で修正することも可能だ。