ディスクキャッシャー
.機能
デバイスドライバーに割り込んで入出力データを横取りしメモリーに蓄
え、次に来た入力要求にメモリー上のデータを横流ししてしまうというプ
ログラムです。
2.特長
・デバイスドライバーに割り込むのでブロック型デバイス(フロッピーディ
スク,SASI, SCSI, etc...)なら今のところ何でもキャッシュ可能。
・コマンドによる常駐型なので途中で容量の変更が可能。
・複数デバイスでキャッシュバッファを共用することが可能。
又、逆にドライブ毎に分けることも可能。
・ハッシュを使っているのでキャッシュデータの検索が速い。
さらに、データの管理はリスト構造を使用しているため能率的。
(データ転送は当然 movem.l を使用。)
・後に残すサイズを指定出来るのでゲームソフト等の実行時のメモリー容
量が不明な場合に最適
・FATとルートディレクトリの優先キャッシュ及び優先ドライブの指定が
可能なのでより有効なキャッシュバッファの利用が可能。
(途中での変更も可能。)
・キャッシュデータの登録を一時的に停止することが可能。
(ドライブ毎に指定可能。)
・もちろんキャッシュバッファの消去も可能。
(ドライブ毎に指定可能。)
・キャッシュバッファを高位メモリーに確保する事が出来るのでXVI等
で相対的に低速な外部メモリーをバッファにすることが可能。
・仮想ドライブ/仮想ディレクトリが設定してあってもそのドライブを指
定する事が可能。
☆512 & 1024バイト/セクタのメディアに対応。(SxSIと9SCDRVでは確認
出来たが、FDDEVICE.X によるアクセスは確認していない。)
☆先読みが可能。(ただし、効果の程は定かではない。(^^;)
☆Human68k(v2.03)以前のDOS上では 9SCDRV(v2.24) のメディアバイト
に対応しています。Human68k(v3.00)以降のDOS上では標準添付の
DRIVE.X コマンドに準拠しています。