X68000(エミュ可)用 観察型シミュレーションゲーム(or パーティゲーム)
賭事とは極めて客観的に参加する遊びで、しかも利益が伴わない場合極端につまらなくなるものでもあります。この事もあってコンピューターゲームでは(メダルゲームや麻雀は別として)あまり数もなく、作ったとしてもつまらないと思われるジャンルです。
そこで、このゲームですが実はその賭けをするゲームです。大まかに内容を言うと、プレイヤーは天空に住まう人となり、地上の国々が最終的にどのくらい領土を広げるか賭けるという内容です。
前述の様に、賭けるだけではコンピューターゲームとしてはつまらない作品になるので、この作品では面白さの比重を他に求めています。それは地上の人間の挙動を観察する観賞用ゲームとしての面白さと、複数の人間が集まってわいわい楽しくプレイするファミリーゲーム(ボードゲーム)としての面白さです。
だからといって賭けの要素が希薄なわけではなく、このゲーム中で起こる様々なイベントは運に頼るところが大きくなっています。
ゲームシステムとしては"賭け"を主体とした内容なので、通常のゲームに比べてプレイヤーが操作する場面というのが非常に限られています。このせいで、普段あまりコンピューターゲームをした事がない人でも自然に参加できるパーティゲームスタイルとなっています。