実行優先度や権限、パラメータなど、さまざまな条件でプログラムを実行
プログラムの実行優先度やパラメータ(引数)、実行位置やサイズなど、さまざまな条件を指定してプログラムを実行できるソフト。Windowsの「ファイル名を指定して実行」を強化したものと捉えることができます。
起動後に表示されるダイアログの「Program to Run:」セクションで実行ファイルを指定後、利用したい条件のセクションに必要事項を指定します。指定できる条件は、
・作業フォルダ
・プログラムの実行優先度(ノーマルや優先度高)
・メイン画面の状態(ノーマルや最大、最小)
・ウィンドウの位置(座標指定)
・ウィンドウのサイズ(解像度指定)
・実行するユーザの権限(管理者やシステムユーザ)
・Windows互換モード(Windows 98/95など)
・環境変数
など多岐にわたります。指定後に「Run」ボタンをクリックすると、条件にしたがってプログラムが実行される仕組みです。
Windows互換モードでは、テーマの無効や640×480解像度での実行、色数の指定なども可能。環境変数では、システムの環境変数を用いたり、システムの環境変数を変更することなく、指定した環境変数を利用してプログラムを起動したりできます。
条件以外に「フルパスが指定されていない場合は、プログラムの場所を見つけるために検索パスを使用するオプション」「プログラムに環境変数を渡す前に環境変数を解析するオプション」「スペースで区切ったリストによるマスクを設定するオプション」のON/OFFを指定することもできます。
指定した条件を「Config」(設定ファイル)として保存することもできます。次回実行時に「Load Config」を実行して設定ファイルを読み込めば、条件を新たに指定する必要はありません。
古いプログラムを互換モードで起動させたり、権限を変更してプログラムを実行し、アクセスできないリソースを修正したりすることが可能で、工夫次第でさまざまな用途に利用できます。
ソフト名: | AdvancedRun |
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動作OS: | Windows 10/8/7/Vista |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | NirSoft |