Securely File Shredder

ソフト詳細説明

ファイル/フォルダのデータ部分に上書きを行い、完全に削除するソフトです。

ファイル/フォルダは、データ部分+インデックス(データの存在場所を示す値)が、ハードディスクなどに保存されています。Windowsでファイル/フォルダの削除を実行すると、データ部分はそのままの状態で、インデックスだけが削除されます。言い換えれば「データ部分は自由に上書きしてよい」という状態に変化するだけで、データは残った状態になっています。

「Securely」を使ってファイル/フォルダを削除すると、インデックス情報が削除されるとともにデータ部分が上書きされ、完全に削除されます。

使い方は簡単。メイン画面に描かれた「ごみ箱」の中へ、削除したいファイル/フォルダをドラッグ&ドロップするだけです。画面右下の「Delete File」か「Delete Folder」をクリックして参照ウィンドウを表示させ、ファイル/フォルダを指定することもできます。

左下のボタンをクリックして「Deletion methods」を選択すれば、削除方法を指定できます。Schneier's method(7回上書き)、US DOD 5220.22 method(米国国防総省方式準拠「DoD 5220.22M」方式、Gutmann method(Guttman方式の35回上書き)、Paranoid methodの4種類の削除方法が用意されています。デフォルトは「US DOD 5220.22 method」が指定されています。

そのほか、左下のボタンをクリックして「Show in notification area(通知エリアで示す)」をチェックし、「Securely」をタスクトレイに表示したり、「Run when Windows starts」にチェックして、「Securely」をスタートアップに登録し、Windows起動時に自動的に起動させることもできます。

左下の「ごみ箱」ボタンをクリックすると、Windowsの「ごみ箱」にあるファイルをまとめて削除できます。

動作環境