ディスクドライブを低レベルで全セクタ読み込みして障害発生を抑制
HDDを内周から外周にかけてシーケンシャルに読み込みするソフトウェアです。
HDDは恒久的にデータを保存できるメディアではありません。一般に、IDEやSATAなど一般用途向けのHDDはサーバ向けのSCSIなどと比べると故障率が高く、突然の不良セクタの発生などによりデータが損失する恐れがあると言われています。また、データ保管庫としてHDDを用いているなど、長期間に渡ってアクセスしないことがあると、長手式のHDDなどでは磁力の低下や周囲の影響により保存されているデータが化けてしまう事もあり得ます。
このような事を防止する一つの手段として、HDDを内周から外周まで全セクタを読み込む動作をさせるというものがあります。本ソフトウェアはHDDに対して低レベルでこの処理を行うものです。
そのため、Windowsがドライブとして認識しさえしていれば、内蔵・外付け、パーティションやフォーマットの有無、種類に関わらず処理が行えます。ジャンク品で買ってきたHDDのリードテストなどにも使えるかもしれません。
なお、HDD以外も対象とすることができますが、USBメモリなどのフラッシュメモリ系は構造が違いますので処理しても効果はありません。むしろ寿命が縮む原因となり得ますので、おすすめしません。
ソフト名: | HDD Walker |
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動作OS: | Windows Vista/XP/2000/NT |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | kura |