宿題点検カードを1枚に集約し児童・保護者・教師がwin・win・win 祝日を訂正
毎日の宿題を完璧に点検しようとすると、音読・計算ドリル・漢字ドリル・各チェックカードやノートで<1人7点×人数>をチェックしなければなりません。これが好きだという先生がどれだけいる のでしょう? 1か月の宿題予定を万年カレンダーに入力し、1枚の点検カードとして台紙に張って児童に配布するだけで、合理化だけではない大きな効果が得られます。
1.教師がするべきことを絞り込み、児童や保護者に任せるべきことは任せる。
学習の進度にあわせてドリル(ページ指定)など1か月分の宿題を全て万年カードに入力して児童に配布します。すると今日の宿題が明確になるので、ドリル付属のカードに日付を記入したり、学習した印のシールを貼ったりすることを児童に任せ、全て学習したかどうかの点検を保護者に任せることができます。
2.教師のwin
教師にとっては学力の定着が第一なので、進度に応じて宿題を提示し、ノート指導に専念できる。点検や監督を児童や保護者に任せる。宿題計画をたてるのは面倒ではありますが、毎日の宿題の指示から解放されます。学年で相談すれば、よりよい計画ができます。カレンダーを変えるだけで、宿題をずらせば次年度の先生も使えます。提出を班ごとにボックスに入れるように指示しておけば、班のカードの枚数を数えるだけで未提出児童の発見が速やかにできます。点検が素早いと児童も心が引き締まります。
3.児童のwin
児童にとっては宿題の予定が1か月分わかっていれば、予定帳に書く必要もなく、突然の宿題もないので安心。ドリルに付属のカードは家での楽しみとしてシールを貼ればよい。そのカードを学校に持っていく必要もない。宿題がテストを目標にして計画的に出されているとわかれば、テスト勉強もその分省ける。
4.保護者のwin
保護者にとっては、宿題の予定が児童任せでなく、先生が意図的にテストに向けて計画的に仕組んであるのがわかると、信頼が高まる上に、我が子への励ましにメリハリがつけられます。今日は何が宿題に出ていて、うちの子がそれをやっているかが大事で、突然休みになった時も何をさせたらよいか、できれば事前に教えてほしいと思っているはずです。また、欠席しても学級閉鎖や臨時休校でも、家でさせる学習が事前にわかっていると安心です。