TDS298

クロック同期の任意サンプリング周期におけるDSO/MCUとXBeeのADCをUSBもしくはRS232ポートより同時取得


ソフト詳細説明

DSO (Digital Storage Oscilloscope) の Measurement もしくは MCU (Micro Controller Unit) のADC 出力を取得します。サンプリング時刻はPC内蔵のクロックにゼロ秒に同期します。インターネット接続していれば正確な時刻が得られます。測定結果を測定時間とともにMeas.txt に出力更新します。時刻ゼロ秒に周期1, 2, 3, 4, 5, 6, 10, 15, 20, 30 and 60 [min] 毎にサンプリングします。タイマモードでは最長22.8日です。この場合,命令後直ちに測定開始後,所定の周期まで待機します。PCの示す時刻は NTP (Network Time Protocol) により正確です。1秒以内の正確な時刻における値を取得できます。

新たにサイクリックスリープモードで動作する XBee のエンドデバイスに対応します。XBee はADCコンバータを内蔵する無線モジュールです。Coordinator とエンドデバイスが必要になります。エンドデバイスのADCの値がワイヤレスで Coordinator に伝送され USBシリアルコンバータを含むポートに接続された Coordinator から XBee のパケットをPCに取り込み,整形,ADC の平均化を行い平均値を表示します。測定数1から4までを選択できます。XBee と DSO/MCU の測定値を同時に2つの USBもしくは RS232 通信ポートから取得できます。DSO に関して問い合わせ,タイムDIV,ボルトスケールの指定がニーモニックなしに行なえます。運転開始日時,秒単位の現在時刻と経過時間を表示します。TDS298 は,.NET Framework 4 が必要です。マイクロソフトからダウンロードできます。公称では1GBのメモリが要件となっていますが,少なくとも384MBのメモリで動作確認ができています。

400MHz 384MB のPCにインストールし連続運転しています。室温と太陽光強度の測定記録を既に公開済みの Slip21と連携して長期稼動を続けています。古いPCを再生して計測用に活用してはいかがでしょうか。私の場合はサーバ内で動作させています。室温でも冷気が入り込む床面と人の身長ほどの高さの壁面では5℃ほどの温度差があります。太陽光強度は測定するといかに天候に左右されるのか体感できます。太陽電池を導入される前に判断の一助になると思います。

動作環境

TDS298の対応動作環境
ソフト名:TDS298
動作OS:Windows 7/Vista/XP
機種:IBM-PC
種類:フリーソフト
作者: ken 

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