JavaによるWebアプリケーション構築パッケージ
1. WebAPPLYの特徴
WebAPPLY(Web Application Packages by Java)は、JavaによるWebアプリケーションの構築を支援するパッケージで、次の特徴を持っています。
なおWebAPPLYの対象利用者は、アプリケーションの開発者を想定しています。
(1)WebAPPLYは、JavaベースでWebアプリケーションが構築できます。
基盤となるアーキテクチャには、servlet、JSP(Java Server Pages)および
JDBC(Java Database Connectivity)を採用しており、WebAPPLYは、これらのアーキテクチャを効果的に使用し、Webアプリケーションに必要な処理を実装したパッケージを提供します。
アプリケーション開発者は、このパッケージを使用することで、基盤アーキテクチャに精通していなくても、効率的に信頼性の高いWebアプリケーションが開発できます。
(2)WebAPPLYのアプリケーションモデルは、JSPによるプレゼンテーション層と、ビジネスロジックを実装するアプリケーション層を分離した多層型モデルを採用しています。
このためスケーラビリティの高いシステムが構築できます。
(3)クライアントとサーバ間のやりとりはHTTPとHTMLで行います。このためクライアントにはWebブラウザだけあればよく、効率的なWebコンピューティングが実現できます。
(4)WebPPLYは、アプリケーションの特性に対応した実践的なサンプルを提供します。
アプリケーション開発者は、これらのサンプルをベースにしてアプリケーションが開発できます。
2. WebAPPLYの機能
WebAPPLYは、Webアプリケーションの構築を支援するJavaパッケージで、次の機能を提供します。
(1)サーバパッケージ(server)
HttpServletをベースにしたServletパッケージで、Servletの初期化処理や、ビジネスロジックをサポートする機能を追加しています。サーバアプリケーションの動作モデルには、ステートレスモデルとステートフルモデルをサポートしていますので、サーバの処理形態によりどちらかを選択できます。
(2)簡易DBアクセスパッケージ(PDB)
JDBCをベースにしたDB(データベース)アクセスパッケージで、簡易的なAPIを提供します。
(3)実践的なサンプル
WebAPPLYは、サーバの処理形態別のサンプルやDBを使用した実践的なサンプルを提供します。
ソフト名: | WebAPPLY |
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動作OS: | Windows 2000/NT/98/95 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 柳 忠弘 |