歴史(特に日本書紀)に興味のある方のためのカレンダー
何の変哲もない、単なるカレンダーですが、歴史(特に日本書紀)に興味ある方は、是非揃えておきたいソフトの一つです。
日本書紀には、干支による年月日の記述が、役1300年以上にも及んでいます。この間の年月日を現行の西暦(グレゴリオ暦)に換算し、干支と並べて記したカレンダーです。
ぬぁ、ぬぁ、ぬぁ〜んと、単なる転記ミス(?)と思われる数ヶ所を除いて、全て前後のつじつまが合っています。
たとえば、神武元年1月1日(西暦紀元前660年2月11日=建国記念日)が庚辰とすれば、1300年後の天智10年4月25日(西暦671年6月10日=時の記念日)は記述のとおり、間違いなく辛卯になります。この干支は現在でもそのまま延々と続いています。(驚き!)
また、天武9年11月1日(西暦680年11月30日)に、「日、蝕えたり。」とあります。これを先にアップした別のソフトtenmon.lzh(当ライブラリNo.17-#145,1997年4月14日アップロード)で調べてみると、確かにこの日に日食があり、11時57分頃から欠け始め、13時40分頃金環食となり、15時15分頃終わっています。日食=新月=朔で、書紀の日付の設定は、天文学的にもほぼ正しいことが分かります。(なおも驚き!)
ソフト名: | ザ 暦 イン 日本書紀 |
---|---|
動作OS: | Windows 95 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 上羽 紘吉 |