現在のIPアドレスをHTML形式でFTP転送
IPSX(Internet Protocol State Transfer)は、Microsoft Windows95、98およびWindowsNT 4.0上で動作する、動的に割り当てられるIPアドレスを、FTPプロトコルを用いて、定期的に固定したIPアドレスを持つサーバーに転送することで、あたかも固定IPアドレスを持って居るかのようにアクセスして貰えるようにするプログラムです。
IPSXは、システムに常駐しながら、定期的にリモートアクセスサービス(RAS)の接続を調べます。接続が確認されると、そのコンピューターのIPアドレスを取得し、そのIPアドレスを元にして、ページにアクセスしたら自動的にそのIPアドレスに移動するようなHTMLファイルを作成します。そして、ユーザーが指定するFTPサーバーにログオンし、作成したHTMLファイルを、指定のディレクトリーに指定のファイル名でアップロードします。これにより、インターネットに接続できる全てのユーザーは、ダイヤルアップサーバーが動作していれば、そのIPアドレスによらず、常に一定のURLでアクセスすることが出来ます。