19世紀末イギリス 屋敷内に閉じ込められた18歳の花嫁ジェインが謎を解いていくミステリーホラー
破産した家を救うため、顔も見たことの無い資産家との結婚を決意した18歳のジェイン。
たった一人で屋敷に向かった彼女を待っていたのは、一枚の絵。
彼女の夫は生きている人間ではなく、その肖像画だったのだ。
屋敷に着いた日から彼女は一歩も外に出てはいけないと、自室に閉じ込められる事となる。
外から鍵を掛けられる部屋。理由を教えてくれない屋敷の使用人たち。
ところが、屋敷の者達が寝静まった深夜、
(・・・ジェイン様・・・お可哀想に。ここから出して差し上げますわ・・・。)
というメイドの声と共に部屋の鍵が開けられた―――。