体重(kg)と身長(m)からBMI値(体格指数または、判定値)を返す
【機能】
体重(kg)と身長(m)からBMI値(体格指数または、判定値)を返します。
通常の組み込み関数と同じようにワークシート上で使用できる関数です。
書式
=BMI(体重kg,身長m,[表示形式])
引数体重kg:体重をkgで入力します。
身長m:身長をmで入力します。
175cmの場合1.75と入力します。
(175と入力しても計算できます。)
表示形式:省略可能0または1既定値は0
表示形式に、0を入力するか、何も入力しない場合、BMIは、数値で表示されます。
表示形式に、1と入力した場合、BMIの値により、「やせ」「標準」「肥満(1度)」「肥満(2度)」「肥満(3度)」「肥満(4度)」と表示されます。
使用例
体重58kg身長170cmの場合
=BMI(58,170)
20.1
が返ります。
あるいは表示形式に1を指定し
=BMI(58,170,1)
とすれば、標準が返ります。
【使用方法】
セルに直接関数=bmi(
と入力するか関数を入力するセルで関数貼付ボタン「fx」を押します。
「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されますので、関数の分類で「ユーザー定義」を選択します。
関数名「BMI」を選択します。
数式パレットが表示されますので、
「体重kg」と「身長m」を直接入力するか、セル参照を指定します。
通常の組み込み関数と同じように、引数の入力ができ、数式の結果も表示されます。
この関数のヘルプはありません。
セルに計算結果が表示されます。
引数「表示形式」に 1 を指定した場合BMIの値により、「やせ」「標準」「肥満(1度)」「肥満(2度)」「肥満(3度)」
「肥満(4度)」と表示されます。
解説
肥満度は、体重だけでは判定できません。
あなたもBMI値で肥満かどうかをチェックしてみましょう。
BMI=体重(kg)÷身長(m)2
BMIが22前後の人たちが最も病気にかかりにくく、また死亡率も低いとされています。
BMI(BodyMassIndex:体格指数)とは、体重と身長のバランスをチェックして外見的な肥満度を調べる指数。
国際的な指標であり、日本肥満学会でもBMIをもとにした適正体重の算出法を採用しています。