男性の勃起不全を自己判定する看護数式
勃起不全(ED)とは「満足な性交渉をするために十分な勃起を発現できない、あるいは維持できない状態」と定義される成人男性の性能力の主観的な問題です。勃起の程度についての客観的な基準はありません。勃起障害の程度を判定するには、国際勃起機能スコア(IIEF=International Society for Impotence Research)がED問診によるEDのスクリーニングや治療の効果の判定に使われています。IIEF5問診票の合計点数が21点以下の患者では、EDが疑われ、治療の対応がとられます。通院中の男性患者の80%が勃起不全(ED)の疑いあるというデータは、男性の健康調査における疾病が関係しているものです。労働福祉事業団総合せき損センターの調査によりますと、健常者との比較において、高血圧の患者では、1.79倍、糖尿病では2.88倍、高脂血症では0.98倍、心臓病では2.82倍、消化管潰瘍で1.10倍、精神疾患で1.98倍、前立腺疾患で4.80倍の割合でEDにかかりやすいということです。EDは命にかかわるものでなく、あくまでも生活の質を左右する疾患です。最近までにバイアグラという薬の開発により70%以上の患者に満足をあたえています。 とはいえ、専門医の診察なしでバイアグラを使うことはいけません。適切な治療方針による服用をして、健全な性機能を得るようにします。特に、EDに絡む疾病を持った方の独善的服用は禁物です。今回は勃起不全(ED)の疑いあるか否かを自己判断するものです。VBScriptの看護数式とTTSneoの看護数式のプログラムは同一の構想で試作しています。いずれもイベントドリブン プロシジヤーを使っています。
ソフト名: | 勃起不全自己判定 |
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動作OS: | Windows XP/2000/NT/98/95 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 原 系之助 |