申告書Aの配当・医療費控除を計算するワークシート
大部分のサラリーマンは、税務署に確定申告する必要がない人です。近年では、ネット証券に代表される状況の変化により、株を取得することが多くなりました。
本来、確定申告が不必要なサラリーマンがお小遣いを稼ぐ目的程度で株式を取得した場合、少額配当控除が適用され、配当金に掛かった20%の税率が10%に低減されます。つまり、極わずかですが、払い過ぎた税金が戻ってきます。また、医療費控除でも税金が戻ってくる場合があります。
このように、「払い過ぎた税金を返して下さい」という意味で行う確定申告を「還付申告」(かんぷしんこく)といいます。近年は、低金利のため、100万円を銀行預金した程度では利子と比べても、極わずかでしかない少額配当控除、医療費控除が無視できなくなっています。
しかしながら、確定申告と疎遠なサラリーマンにとって、
1) そもそも「配当控除」という制度のあること自体が知られていない。
2) 手間を掛けた分だけ税金が戻ってくるのか分からない。
3) 税務署で配布される手引き書をみても、ややこしい税務用語が分からない。
4) 結局、申告書の書き方がよく分からない。
5) サラリーマン向けに細かく説明した市販図書は少ないし、少額の還付額と比べても高価である。
というハードルがあります。
このExcelワークシート(Excel97以上)を使うことで、あなたの源泉徴収票、配当金明細、医療費明細を入力すれば、たちどころに、申告書に記載すべき数値を計算し、いくら税金が戻ってくるか(還付されるか)を計算してくれます。さらに、申告に記載すべき値が自動で埋まります。
また、年末調整後に出生して扶養親族が増えたような場合にも対応しています。雑所得がある場合にも、値を入れれば計算するようになっています。
皆さんの、お役にたてれば幸いです。
ソフト名: | サラリーマン用還付申告計算 |
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動作OS: | Windows 98 |
機種: | 汎用 |
種類: | PDS |
作者: | RUMA |