最初に選択された線分に次以降に選択された線分をそろえるコマンド
AutoCADR12J、13JまたはR14Jの動作環境にて使用可能なAutoLispで作成されたコマンドです。
プロテクトなどかかっていないのでテキストエディタなど使用し改造して使用できます。
機能
最初に選択された線分に次以降に選択された線分をそろえる。
その際トリムを行う側は最後に指定された点の側となる。(計算はZ=0の2次元で行う)
オペレーション
メッセージ 『そろえるための基準になる線分を選択(1線分):』
オペレーション 線分を1本選択する。
メッセージ 『そろえたい線分を選択(複数線分選択可):』
オペレーション トリム、延長をしたい線分を選択する。
メッセージ 『トリムする側を指示:』
オペレーション トリムする側を決定するための点を入力する。
実行する上での注意事項
・選択対象図形
線分。
・処理図形の表示
コマンド実行の際は画面に選択した図形が表示されている状態で行う。
・作図
元図形の座標値のみを変更する。
線分の始点、終点がトリムする側にある場合、その線分は削除される。
・他
そろえるための基準になる線分とそろえたい線分が平行の場合は、『交点が見つかりません。』とメッセージが表示され次のそろえたい線分の処理を行う。
そろえたい線分のなかにそろえるための基準になる線分が含まれてい
ても、自動的に省きメッセージは表示されない。
そろえるための基準になる線分は無限延長線分として処理を行う。