ソフト詳細説明
1.はじめに
平均値と標準偏差値とだけを求めただけで良いのでしょうか。
これは非常に危険です。
例えば、A社は従業員50人の会社、B社は従業員20人の会社とします。
それぞれの会社の従業員の貯蓄高を調査したところ、
A社:
10万円 2人
20万円 4人
30万円 6人
40万円 8人
50万円 10人
60万円 8人
70万円 6人
80万円 4人
90万円 2人
B社:
50万円 16人
94万7210円 2人
5万2790円 2人
であったとします。
A社、B社ともに、貯蓄高の平均値は50万円、その標準偏差値は20万円
となります。
この結果により、A社とB社とは、その貯蓄高の統計解析からみて、同じと
判断して良いのでしょうか。
この辺が、本ソフト開発の出発点です。