年賀状印刷 一太郎Win6マクロ
さて、年末を控え、恒例の年賀状印刷ですね。旧版マクロでは郵便番号5桁でした。来年から7桁ですが、まあ、今年までは大丈夫、と思っておりましたら、私製葉書では、気が早く、すでに7桁用の郵便番号欄が印刷してあるものがありました。これに対応しました。まだ新番号は使えないわけですが、7桁の左から順番に5桁使えばよいのでしょう。
このマクロは、郵便番号欄へのねらい打ちを、改行幅の調整で行っていました。さすがに7桁となるとレイアウトボックスを使うしかないかなと、最初思ったのですが、まだまだ。改行幅調整でちゃんと対応できました。これで、7桁化であえなく葬り去られるところをかろうじて免れた思いです。土俵際のうっちゃりでしょうか?
特徴
0) 郵便番号7桁に対応しました。これは、平10.2.2.以前の場合、7桁用の欄が印刷してある葉書に、旧郵便番号を印刷するためにも使えます。
1) 住所録の特定の行にカーソルを合わせておくと、その人だけの印刷用ページをファイルにできる。あるいはその行以降何人か指定してファイルにできる。
2) 宛名1や宛名2のオプションに対応した、いくつものフォーマットを作る必要がなく、統一的に扱うことができる。例:敬称。宛名2がない場合。
3) 住所録は一太郎のほか、エディターで作成すればよい。人数はファイルの大きさの限界まで。
4) JS差込データ編集ツールで不満足な点
a) イメージでの1件1件の表示確認が遅い。本マクロは直接文書を作るので作成後の表示は速い。ただし、作成そのものにはマクロの動作速度での時間がかかる。
B) 縦書きにしたいのだが、横書きで「1-17-7」に相当する部分を「一-一七-七」としないといけない
c) 差込枠のカスタマイズに手間取る。文書のマージンやフォントサイズを変更したとき枠が乱れ、再設定しないといけない。
D) レコード選択が不便。
E) 3文字名から6文字名まで文字位置を比較的きれいに配置するためにいくつかの枠フォーマットページを用意する必要があるが、本マクロは自動化している。
F) 宛名2の有無に対応した敬称の有無に関しても、いくつかの枠フォーマットページを用意する必要があるが、本マクロは自動化している。
5) 短所。テキストファイルを住所録ファイルとしているため、JS差込データのような見た目の良さがない。住所録テキストファイルを開いてから1レコード1行表示するのが少し面倒。
ソフト名: | NENGA05W |
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動作OS: | Windows 3.1 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | Kennywell |