Windows用 16進電卓
本ソフトは日頃のマシンデバッグの時不便を感じて作ったものです。
最近のマシンデバッグは何時もノートパソコンを持参(自分のPC98NA/C)していま
す。当然Windows3.1を使い,MS-DOSに降りることは殆どありません。常駐してい
るソフトは秀丸,卓駆,電卓(Windowsの標準電卓)それと開発用のツールです。
電卓はヘキサの機能もあるため重宝なのですが一度,あるプログラムの先頭アド
レスをメモリに記憶してアドレス計算に利用し,別のプログラムの先頭アドレス
をメモリに記憶させると,最初に記憶したアドレスは上書きされ,なくなってし
まいます。また最初のプログラムに戻るときは再度アドレスを記憶させる必要が
あり不便を感じていました。
そこで今回この問題を解決するために本ソフトをVBで開発しました。VBは
私のWindowsの師匠であるHAL(Nifのハンドルネーム)さんに教えて貰いました。
初め説明して貰ったときは,プログラマ暦17年(旧タイプ)の私には何が何だか
"ちんぷんかんぷん"イベントドリブンがなんだオブジェクト指向がなんだ,また
プロパティーとはなにもんだ,という状況でした。これは手に負えないぞ(一度も
マニュアルを読んでないで)という気持ちと,VBとは昔のベーシックを改良した
ものでたいした事はないぞ,と自分に言い訳し半年間はVBに遠ざかっていまし
た。
それでも,このままでは悔しい(17年のプライドがちょっとはある)ので再度師
匠に教えて貰い,また今度はマニュアルも読みVBのヘルプ等も活用し何とか今
年の3月に仕事上のツールを完成させました。
VBを理解するとその素晴らしさが分かってきました。VBには昔のべーシック
の面影はありますが,やはり別物と考えた方がよいようです。
本ソフトをダウンしてくださった方で購入したVBをデスクの片隅に放置し
ている人は,ぜひもう一度チャレンジしてみてください。コツをつかめば簡単に
Windowsソフトが開発できるようになります。
ソフト名: | マルチ・メモリ・ヘキサ電卓 |
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動作OS: | Windows 3.1 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 田代 紀生 |