JNav航法計算プログラム

航法の諸元を自動算出し、ログの印刷まで行えるようにしたソフト

ソフト詳細説明

JNavは、地球という球体の表面を航行する船舶、またはその上空を航行する航空
機の航法(Navigation)について、地点情報などのデータを入力、あるいは地点デ
ータベースから選択する、などの比較的簡単な操作で、入力した各地点データか
ら、航法の諸元を自動算出し、ログの印刷まで行えるようにしたソフトウェアです。こ
こでいうところの地点情報とは、主に緯度・経度、および偏差を指しています。

パイロットやナビゲータ(海の航法も含む)は、通常、航法計画を立てたら、そ
の経路を地図上に書き込み、プロッタやデバイダなどでその航法諸元(方位・距離
など)を測定し、速度や飛行高度、燃料等を基に航法計算を行いますが、例えばそ
の経路だと燃料が厳しくなるとか、天候が悪い場合の代替経路、代替飛行場、その
他の条件により、何度も地図からの航法諸元測定・航法計算を繰り返すことになり
ます。特にパイロットの場合、一つの目的地の通常の航法計画に、二つ三つ、また
はそれ以上の代替エンルートを必ず作成するものです。私の経験上からも、複数の
航法計画を作成するには、かなりの時間を要します。

航法計画とは、大変知的な行為ですが、その行為の大部分は単なる繰り返し作業
です。パイロットたるもの、作業に時間を追われて、もっと大事な知的なジャッジ
メントのための時間を損なうようではいけません。作業を怠ると精密なフライトは
望めないかもしれませんが、ジャッジメントを誤ると、自分だけでなく搭乗クルー
全員を危険にさらしてしまうことになるのです。

そういった思いからこのようなプログラムの作成に至りました。
JNavは、フライトログ形式の表に、必要な地点情報と各地点間の速度を入力して
いくだけで航法計算を行ってくれるソフトウェアです。
*(現バージョンでは、燃料計算などに対応していません。)

この類のソフトウェアは、その種類も少なく、誰かの手で作成されていてもあま
り公開されることは少ないので、どのような方式がオーソドックスであるかは明言
できませんが、JNav航法計算プログラムでは、私が一番入力しやすいと考える方法
で運用できるように作成しています。

また、地点情報の入力は直接キーボードから入力できることはもちろん、あらか
じめ登録しておいた地点情報のデータベースから簡単に引用することができます。

利用条件・試用期間中の制限など

この度は『JNav航法計算プログラム』(以降「JNav」と略称します)をダウンロ
ードいただきありがとうございます。このプログラムは、シェアウェアです。継続
してご利用いただくためには送金が必要です。

プログラムを解凍・実行されてから7日間は試用体験できます。試用期間を過ぎる
とプログラムは実行できなくなりますが、期限後でも、パスワード(本プログラム
の画面上では、「キーワード」と表記しています)を入力することにより、継続し
てご利用いただけるようになります。パスワードを入手する方法は、Readme.txt後
半の『●パスワードの入手方法』をご覧ください。