シェル環境を残したままでEXPを実行
(まだ数少ない) Townsシェル対応アプリの中でも、トップクラスの危険度を持
つプログラム、それがこのGL.EXGです。使ってみればその意味がわかるかもしれま
せん。「多くの人にTownsOS V2.1 L31の Townsシェル環境に移行してもらおう」プ
ロジェクト(名前は違ったかも)の一環として、GL.EXGを提供します。ちょっと遅
かったかもしれないけど。
TownsOSもV2.1L30からシェル機能が付いたのはいいのですが、困ったのは今まで
使っていたEXPの起動が遅くなってしまったということ。しかも、それに代わる
EXGのアプリなんてないじゃんという状況で、途方にくれた方も多かったかと思
います、はい。
386マシンでは結構つらいんですよね、重すぎて。そんな時にこのGL.EXGがお
役に立てるかもしれません。
シェルはEXP起動時にはシェルアプリを全て終了させてから実行するような作
りになっています。しかし、(メモリは当然それなりに食うけど)シェル環境を残
したままでEXPを実行(俗称:on SHELL実行)させることにこのほど成功しまし
た(^^;。それがこのGL.EXGなのです。これを利用することにより、
・EXPの起動が遅いという点が多少なりとも改善
されます。うまくすればEXPのスイッチャもどきにもなるかもしれません(なに
しろ TownsMENUは常駐しているようなものだから…もっともタスクスイッチするた
めにはEXPを終了させなきゃならないんだけどね(笑))。でも、「ここまでで
きるんだから、EXPを完全にタスクスイッチできるようにしろ」という声には耳
を貸す気ありませんけど(そこまで行くと、次元の違う問題があるので)。
ただし! これで全てのEXPがシェルを残したまま動かせるわけではありませ
ん。ものによっては起動すらしなかったり、そのまま宇宙の彼方に飛んでいったり
する(要するにまともに動かないということ)可能性は十分にあります。だから非
常に危険なのです。まず動くかどうか実際に実行して確かめ、さらに終了させて
MENUの画面に戻っても無事にシェルが動くことを徹底的に確認した上で使いましょ
う。そうでないと何が起こるかは…考えるまでもないですね。