第2世代 アイデアプロセッサ
本マクロは、「VZエディタ Ver1.6 の強化書」(上村郁夫著・ソフトバンク刊)のための特製版です。詳しくは書籍の解説を覧ください。
VZエディタ上でアイデアプロセッサを実現します。
VZバージョン1.56 に添付された「アウトラインマクロ」(VZの作者c.mos氏による)に感激した人は多いのではないでしょうか。専用のアウトラインプロセッサを購入しなくても、最低限必要な機能をVZ上で実現できます。このマクロを使ってみて、最初に気づくのは、
● 本文で見出しを新規作成すると、アウトラインと食い違いが生じるため、
アウトラインをゼロから作り直さなくてはならない。
● 本文とアウトラインを単純に「ウィンドウ切り替え」([f・2]相当)で切
り替えるため、テキストの配置がくずれると、ジャンプできなくなる。
といった点です。「アウトラインマクロ」の名の通り、ほぼ内容が固まった文書のアウトラインを見渡したり、編集したりする機能に限定されているわけです。
そこで、アウトラインと本文を連動させて、タイトル行の書き換えや新規作成ができるようにしてみました。アウトラインをディスクにセーブしておけば、即座に呼び出しますから、毎度ゼロから作り直す必要はありません。本文とアウトラインを表裏に配置する必要もありません。
また、キーアサインが不足気味の人のためにモード型マクロを用意しました。[ESC]でメニューを出して、各機能を選択できます。「アウトラインプロセッサ」から一歩進んだ「アイデアプロセッサ」をご賞味ください。