レコード内容読み込みプログラム
パラメータで指定したテキストファイルの先頭レコードの内容を、環境変数「REC」に設定します。
レコードとは行のことであり、CR/LFで区切られた部分をいいます。
パラメータに読み込みレコード位置(読み飛ばすレコード数)を指定することで、任意のレコード内容を設定できます。
環境変数は「REC」以外の名前に変更することができます。
通常は読み込んだ後にはメモリに何も残しませんが、ファイル全体の内容をメモリ上に展開して常駐したり解除することができます。
常駐以降の読み込みでは実行速度が数倍(FD上のファイルの場合で10倍程度)に向上します。
非常に制約が大きいプログラムですが、バッチファイルでテキストファイルの内容を判断することができます。
制約をご理解のうえご利用ください。
以下の制約があります。
・レコード内容は環境変数に設定しますが、MS-DOS起動時に指定した環境エリアの大きさを越えて設定することができないので、環境エリアは十分な大きさを確保してください。
・取り扱えるファイルの最大は50,000バイトで、越える部分は無視されます。
・取り扱えるレコードの最大は2,047レコードで、越える部分は無視されます。
・R_READにより常駐したファイルの変更はR_WRITE.COMのみ行うことができます。
常駐したファイルに対して他のアプリケーションで行った更新は、R_READでの読み込みには反映されません。
また、R_WRITE.COMで次回更新した際には無効になります。
・常駐したファイルのサイズを変更することはできません。
常駐開始時のファイルの長さを越えて書き込みを行った場合は、常駐は解除されます。
R_WRITE.COMのERRORLEVELによって常駐解除したことが判断できますので、必要であれば再常駐させてください。
プログラムの詳細についてはOSP410K.LZH内のドキュメント(R_READ.DOC)をご参照ください。
ソフト名: | Record READ |
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動作OS: | MS-DOS |
機種: | IBM-PC PC-98 |
種類: | フリーソフト |
作者: | 井上 明子 |