拡張ファイル・セレクタ EXFS
『ExFS』は、PC98 と DOS/V マシン専用の File & Directry 管理機能を
搭載したファイル・セレクタです.
子プロセスとして起動した場合は、カレント・ディレクトリ内のファイルを幾つ
か選択後確定終了した時に、呼び出したプロセスのPSP+81H(ARGV)に、選択
ファイル名を10個まで格納し、PSP+80H(ARGC)に文字数を返します.
選択ファイル数が0の場合は、現在のカーソル位置のファイルが選択されます.
また、[ESC],[Q] で終了した場合は、何も返しません.
《《 圧縮ファイルの中身は以下の通りです 》》
EXFS .COM 起動プログラム
EXFS98 .COM PC98用実行ファイル
EXFS_V .COM DOS/V用実行ファイル
EXFS .INI 定義ファイル
EXFS .DOC 解説(本ファイル)
起動ファイルは EXFS.COM です.このローダーでまず機種を判別して PC98 なら
EXFS98.COM を、DOS/V なら EXFS_V.COM を起動します.
また EXFS.COM は、外部コマンドとして起動する子プロセスが出来るだけメモリ
を使用出来るように、子プロセスをロードする時に本体をいったん解放する働きも
します.これは、出射 厚(A.Idei)氏の『FD』から、ファイラーでは常套的に使
われている方法で、これによって command.com の常駐部を含めて、使えるメモリ
の減少は 18KB 程度になります.本体(EXFS98/EXFS_V.COM)のみでも動作はします
が、出来るだけ EXFS.COM から起動して下さい.
外部コマンドとしては、'MIEL','VZ','LHQ','LHA','ISH','DIET','BUPDATE' を
デフォルトで想定していますので、これらをパスの通ったディレクトリに入れてお
いてください.