ファイルレベルでFDを丸ごとコピー
MS-DOS(やNT)のDISKCOPY、Windows NTのファイルマネージャのフロッピーディスクのコピーでは、同じ種類のメディアしかコピーできません。つまり、コピー元のディスクが 2HD 1024セクタフォーマットの場合、2HD 512セクタフォーマットのディスクにはコピーできないのです。容量としては、1.25 MBから1.44MBへのコピーですから、余裕でできるはずですが、原因が容量ではないで、別の方法を用いなければなりません。それも、単にディレクトリも含めたコピーではだめです。隠し属性ファイルやシステムファイル、ボリュームIDもコピーできなければ。
このfcpは、総てのファイル(OSレベルで認識できるもの)は、ボリュームIDも含めコピーします(ボリュームIDコピーはオプション)。ただし、OSのシステムファイルはコピーしても、IPLなどはコピーしないので、システム起動はできません。
DOSとWinNT/Win95について
MS-DOS(Windows 3.1や、Windows 95 Command prompt only や、Windows 95で Windows を検知させない場合のDOSプロンプト含む)では、fcp for DOSが、Windows NT や Windows 95でWindows を検知させる場合では、fcp for Win32(NT/95)が動作することになります。どちらで実行されるかは、usageをご覧ください。
Win32 で動作させた場合の、動作の違い
・32ビットコンソールAPなので、NT/Win95 以外では動作不可。
・ボリュームIDをコピーするとき、コピー先に既にボリュームIDがあっても失敗しない。
・理論的には、コピーが速い(実証はしていない)。
・NTFS対応。ただし、環境がないのでテストはしていません。(NTのみ)(どなたか、結果を報告していただけるとありがたいのですが)
・Long file name FAT対応。フルネームでコピーされます。テスト済み。
Ver 0.36からの主な変更点(Win32版のみ)
非対称コピー拡張子指定追加。
ディレクトリで 0x5c('\')が2バイト目の漢字名の場合1バイト目までを
ディレクトリ名と判定していたバグの修正。
ソフト名: | fcp for DOS/WinNT/Win95 |
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動作OS: | Windows 3.1 MS-DOS |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | kenchana1 |