CONFIGのデバイスで子プロセスを実行するためのデバイスドライバ
child.sysは子プロセスを実行するためのデバイスドライバです。作成の
動機はDaichi(pcs14657)氏作のHOSopをconfig.sysのデバイスで実行できる
ようにしたかったからです。
デバイスドライバのinit実行中にMS-DOSのexecファンクションが使えれば
こういう機能は比較的容易に実現できるのですが、MS-DOSシステムの初期化
をしているSYSINIT実行中はフリーRAMを全て占有しているのでそのままでは
子プロセスを実行できません。そこでこのプログラムではMCBを直接操作する
ことによりTPA領域を確保しています。またデバイスドライバといってもメモ
リを消費しないので、フリーエリアは組み込み前と変わりません。
このプログラムの主な用途はHOSopの起動ですが、他のプログラムも起動で
きます。例えばsymdeb.exeを起動すると、通常は見ることのできないSYSINIT
のコードおよびデータを見ることができます。