構造化アセンブラプリプロセッサ(R86用)
RPPはLSI C付属のアセンブラR86のプリプロセッサです。
R86のプログラムをより開発保守のしやすい形でプログラミングする為のプリプロセッサです。RPPの構造化言語で書かれたプログラムをRPPで処理して、そのコードをR86でアセンブルします。
RPPの拡張子 .RA を認識するLSI CのコンパイラドライバLCCのソースファイルもあわせて付属させてあります。 こうすることで lcc foo.c とすればCソースがコンパイルでき lcc goo.ra とすれば rpp+r86でアセンブルできるようになります。
これらのファイルハWindows95のMS-DOS窓ですべて実行できます。
LSI-CはフリーのCの処理系ですので 多数の方がこの優秀なCコンパイラを使用してCのプログラミングをしておられますが このプリプロセッサを利用するとフリーのアセンブラの処理系としてもLSI-Cを使用できるようになります。
このプリプロセッサはオブジェクト指向のプログラミングが可能なようにも拡張してありますのでC++の処理系のようにクラスを定義して派生クラスを導出することもできます。
この処理系を発表して5年がたちプログラミング環境もWindows95の時代となりましたが この開発環境でDOS上でWindows95のロングファイルネームに対応するプログラムが開発されるなど まだまだWindowsのDOS窓で使用されているようなので機能強化を図ってあります。 フリーウェアのアセンブラの処理系として愛用していただければ幸いです。