子プロセスで起動したコマンドの実行時間を計測
timerは、子プロセスで起動したコマンドの実行時間を計測するものです。昔
98用に作ったtimer.exeのアイディアを基に、AT互換機に実装しました。
timer.exeでは、int 21hをフックし、子プロセスの呼び出し以降から計測を
開始します。
結果の表示は
>0.38real 0.06usr 0.32+921sys ( 0.33cpu 0.05+26disk )
のように、標準出力に出力されます。0.38realは、実時間で0.38秒かかった
ということ。0.06usrは、DOSの処理時間以外の、純粋なプログラムの処理時
間が0.06秒であったということ。0.32+921sysというのは、DOSの処理時間が
0.32秒でファンクションコールは921回発行されたということ。0.33cpuは、
cpuの処理時間が0.33秒、0.05+26diskは、DISK BIOSの処理時間が0.05秒、発
行回数は26回ということ。