CGI に sendmail を使ったときの動作確認をテキストファイルで行う
1.はじめに
Txtmail は、テキスト形式のデータに電子メールのようなヘッダを付けて、特定のファイル名(txtmail.txt)のテキストファイルとして出力するソフトです。それだけの動作であれば、MS-DOS の TYPE コマンドにリダイレクトを指定するのでも似たようなことができるのですが、Txtmail は主として Perl を使ってホームページ上から電子メールを送信することができる CGI スクリプトを作成しようとする方のため、ローカルな Windows 上で右スクリプトの簡単な動作確認ができるようにすることを目的として作成されたものです。
2.使用方法
CGI スクリプトで電子メールの送信を実現しようとする場合、最も簡単なのはUNIX の sendmail を頼る方法です。しかし、MS-DOS にはそんな便利なコマンドは用意されていないので、せっかくローカルで CGI の動作確認ができる環境を用意しても、送信フォームが思い通りの形で出力されるのかどうか、結局のところローカルレベルでは確認できないことになります。
Txtmail は、CGI スクリプト内で参照させることで、フォーム送信データをテキストファイルの形式で記録します。実際にメールを送信する機能は有していませんが、送信フォームが思い通りの形で出力できているかを確認することができます。