パスワード監視ソフト
NIFTY-Serveを利用しながら時々不安になるのが、「誰かにパス・ワードを盗まれて、自分の知らない内に、使われたりしないだろうか?」ということです。そこで、作って見たのが、この「ミハル」です。
◆[「ミハル」は何をするのか?]
NIFTY-Serveを終了するときに、「今回のログ・イン、ログ・アウト」が表示されます。この最後に表示されたログ・アウトの日時と、次回に、アクセスするときに、表示されるオープン・メッセージの中の「前回ログ・アウト」は一緒でなければならないはずです。「ミハル」はこの二つが同じかどうかをチェックします。
「ミハル」は終了メッセージの中の、「今回ログ・アウト」を記憶し、次にアクセスした時に、システムが記憶している日時を、「パソコン側のログ・アウト日時」として、また、その時のオープンメッセージの「前回ログ・アウト」をホスト側の日時として表示し比較します。これが一緒であれば、OKです。
しかし、ホストのログ・アウトが、パソコン側のログ・アウトよりも最近であれば、「自分以外のものが、自分のIDとパス・ワードを使ってアクセスしていた」という事になります。この場合、警告のメッセージが出ます。
上のことからお判りだと思うのですが、複数のパソコンを使って、NIFTY-Serveにアクセスしているという人は、「ミハル」は使えないことになります。
「パソコンは一台だが、IDが複数ある」という人は、複数のディレクトリにMIHARU.DEFを分けて置くことで対応できるはずです。