PROLOG62 高齢者のSEX診断
このソフトウェアは、Arity PROLOGを使って作成した高齢者のSEX診断をする
ものです。プログラムの構成と主要述語はRUN/PROLOGのプログラム・コンテスト
のArity賞を獲得した堀秀樹さんが archive誌(CQ出版社)No.10に公開したPROLOG
の実践記事を参考としてArity PROLOG(API)でまとめ,これを(APC)でコンパイルいた
しました。先賢の堀さんのエキスパート・システムの追跡学習してみて,はじめて知識処理
の優れた点に舌を巻きました。堀さんは「おてつだい」と題した子供教育をする
親の診断をするものでした。68歳でサラリーマンを卒業するとき余生をどう過
ごそうか?と考えていました。たまたまスモール・コンピュータが第5世代言語により人工
知能になるという新聞ニュースを知り,これまではわが人生にはコビュータは無縁の
代物とみていたのが,それが突然のようにして退職金をはたいて,4ビット・マ
シンから8ビット,16ビット,そしていま32ビットというスモール・コンピュータの追
っかけ爺となった。言語もニューモニックからはじまりBASIC,フォートラン,ブレンダメージCから
ラティスC,リスプからPROLOGなどまさに脳がダメージする状態で詰め込んでいると,
アッというまに15年が経過しました。CiariさんのところでPROLOG学習のソフト発
表を本格的にはじめて1 ケ年が経ち,今年もどうやら生きながらえた証として「
老人と性」の問題を堀さんの公開資料をフレームにしてまとめた次第です。堀さんの
資料がやっと読解できるようになったので,来年はこれをダイビング・ボードとして
迂生の躰をディズニーランドとするバイキンマン達とのつきあい方を明らかにしていきたい
と愚考しています。いずれの言語も味わいがあるようですが,マスターするまでに到
っていません。ボケ を理由にしたいのですが,もともと頭のできが悪いのが原因
です。マルセーュ大学で最初に開発されたPROLOGを学習してみて,この言語のエスプリに
溢れた述語構造が迂生に活性を与えてくれる感じがするものですから来年も老人
の手なぐさみのショート・ショートを作っていきます。